ボイトレを快適に継続するコツ
歌がなかなかうまくなれない人の大半が、
ボイストレーニングを続けられないからです。
多くの人が継続できずに挫折しているのです。
言い方を変えると、
1日できる時間はわずかでも
継続していくことができれば
うまくなっていくはずです。
続けるだけで、いつの間にか
他の人と大きく差が出ることになるのです。
ここでは何事も三日坊主で終わってしまう!
という人でも安心して継続できるように
継続のコツをいくつか紹介していきたいと思います。
この方法はボイトレに限らず
続けたいと思っていることのすべてに
応用することが出来ます。
受験勉強やダイエット、資格取得
趣味にしたいことや恋愛なども
長く続くようになっていきます。
ぜひ、できることから実践し、
長く続けられる体質を手に入れましょう。
1.始めるキッカケを作る
継続できない理由の1つが、
「始められないこと」にあります。
重い腰が上がらないまま朝を迎えるのですね。
はじめの一歩を軽くして
すぐに始められるようになれば
継続しやすくなるはずです。
・課題曲を聴いてみる
・ロングブレスを1回やってみる
・気がついたらドローイング
・タイマーをセットする
・その日の練習メニューを書き出す など
その場でできることであれば理想的です。
一度始めてしまえば一度では物足りなくなるはずなので
結果的に回数を増やせるようになります。
2.時間を決める
ダラダラとやらないようにしましょう。
時間が限られているからこそ
その時間を無駄にしないように動けます。
テスト前や夏休み終了目前で慌てたのは、
テストや新学期と言った明確な期限があったからです。
締め切りがあった方が人間は集中できます。
これは社会人になってからも同じ。
タイムリミットがあるものは
集中してやろうとします。
1日30分でもしっかりやればレベルアップできます。
2時間も3時間もやってしまうと
喉に負担がかかるのでオススメしません。
カラオケで練習する場合も
フリータイムよりは1,2時間で
集中して行う方が練習になります。
1日10分しかできなくても構いません。
とにかく集中すること。
タイマーを用意して
時間ピッタリで進めるのもいいです。
そして、時間になったら
スパッと切り上げてやめてください。
3.キリの良いところで終わる
継続のコツは、「満足させないこと」。
(もっとやりたいのに・・・!)
という気持ちを残したまま
その日のメニューを終わらせてください。
マンガやアニメは、ちょうどいいところで
次回に”おあずけ”されることが多いですよね?
うまく焦らされて、
次回が気になる状態にさせられています。
私たちの練習でも
同じように自分を焦らしてあげればいいということです。
すべてその日で完結させようとせず
やれなかった部分は翌日に取っておいてください。
前述したタイマーを設定して
時間内に間に合わなかったものを
明日に持ち越しましょう。
ウズウズするような気持ちは
継続するために有効なプラスの感情です。
ポジティブなフラストレーションです。
あえてキリの悪いところで終わって
自分の心を上手にコントロールしていきましょう。
4.夢や目標を掲げ続ける
夢や目標を設定している人は多いです。
「歌手になるんだ!」
「カラオケで90点取るんだ!」
と夢に燃えている人も多いと思います。
しかし、翌日になると
その夢のことをスッカリ忘れてしまいます。
(なんのためにやっているんだっけ・・・?)
と立ち止まってしまうようなら
夢や目標がどこかに消えてしまっているからです。
スマホのホーム画面や、
パソコンのデスクトップ画面などに
夢や目標となるものを設定しておいたり
自分の部屋の壁に
目標を書いた紙を貼っておくのもいいです。
目や耳に触れる状態にして、
日常生活の中に夢や目標を溶け込ませましょう。
5.続けずにはいられない環境に飛び込む
ボイトレ教室などに通って
やらざるを得ない環境に身を置くのもいいです。
優柔不断な人や本当に続かない人は
プロのチカラを借りましょう。
ボイトレ教室に通うだけでは
通う理由があいまいなので
バンド活動を始めるのもアリです。
ライブをやることが前提になれば
練習せずにはいられない状態になるからです。
ブログやSNSなどに
「ボイトレがんばります!」
などと宣言してしまうのもオススメです。
友だちに言いふらすのもいいですね。
バカにされるかもしれませんが
そんなことはお構いなしに、
むしろその人を見返すつもりで奮闘しましょう。
以上、無理なくボイストレーニングを継続できるコツを
ご紹介していきました。
この他にも細かいテクニックを交えた
継続テクニックが各メディア等で紹介されていますので
詳しく知りたい方はそちらもチェックしてください。
限られた時間と情報、環境を活用して
歌唱力アップに向けて練習に励んでいきましょう。